遮熱塗装
地球温暖化に貢献する塗装
日本の気候は亜熱帯に属し、四季がある素晴らしい国ですが気温は冬は零下で夏は30度を超え、建物にとっては厳しい自然環境と言われています。 また、家庭とっても冬季の暖房費や夏季の冷房費は響くと同時に、温暖化ガスであるCO2の排出を増加させています。
遮熱塗料を屋根に塗ることで夏場の室内温度上昇を抑え冷房費を低減できます。 また、冬場は夏場に比べ平均日射量が約1/3になり室内温度にはほとんど影響せず暖房費を高くすることはありません。
主な用途は新生瓦などの窯業系屋根材やトタンなどの金属系屋根材です。 遮熱塗料は比較的新しい塗材で日々新たな機能を追加したものが市場に出てきています。 ほとんどの商品が低汚染、耐候性、防カビ、防藻性などの付加機能を兼ね備えています。
遮熱塗装の仕組み
太陽光は周波数の低いほうから紫外線→可視光線→赤外線に分類されます。 温度上昇させるのは赤外線で波長帯域は700〜2100nmです。 この波長域の赤外線を塗料に混ぜた遮熱顔料(特殊顔料)で大気中に反射させることにより屋根などの被塗物の表面温度の上昇を抑えることができます。
さらに、遮熱効果に断熱効果をプラスするために遮熱顔料にセラミック製の微小中空ビーズ(マイクロバルーン、セラミックビーズ等)を混ぜた商品も開発されています。
外断熱塗料による屋根塗装
外断熱塗料について
地球に届いた太陽光線(可視光線・赤外線)は、物体や地表に反射すると輻射熱となり室内で還流するため、室内温度の上昇を引き起こす原因となります。遮熱塗装をすることにより、太陽光線を反射し、温度の上昇を防ぐ効果があります。
外断熱塗料の特徴
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遮熱塗装は、屋根の外側で熱をャットアウトしますので、遮熱・断熱の効率がよく、夏は室内温度の上昇を抑制し、冬は保温材として機能します。室内の温度調整するエネルギー量が少なくなるため、冷暖房費削減と同時にCO2排出量削減に貢献できます。
再生・公害防止
スレートは年月が経過し劣化すると、強度の低下や中に含まれるアスベストの飛散による健康障害を引き起こしかねません。CPエコを塗装することにより、素材の再生・補強が実現できると同時に、塗膜がアスベストの飛散をブロックする効果もあります。
外断熱塗料による外壁塗装
外断熱塗料について
遮熱塗装と聞くと、屋根塗装のほうにいきがちですが、外壁も非常に大切です。普段お使いの冷暖房がお住いの寿命を縮めます。ご存知ですか? 壁内結露が原因です。また、熱中症は室内での発症も多く、特に高齢者の方は気をつけたほうがよいとのこと。そんな家と、人にやさしい遮熱外壁塗装をおすすめします。
外断熱塗料の特徴
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従来の外壁塗装用弾性塗料の1/5しか熱を伝えません。
木材は熱を通しにくい建材ですが、それより「ドリームコート」はさらに熱伝導率が低い。 -
防水性は従来の外壁塗装用弾性塗料の1/6以下。雨に対して防水機能が高いので安心です。
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従来の外壁塗装用弾性塗料より弾性効果が長期間持続する。
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従来の外壁塗装用塗料に比べ透湿性は五割アップを達成。断熱効果との相乗効果で壁内結露の減少が期待出来ます。 塗膜の比重が0.7と従来の外壁塗装用塗料では考えられない超軽量塗料です。
外気温と室内温度の差
外との温度差が大きくなればなるほど外部との境界、外壁内側に結露が生じます。これは冬場の窓の結露に代表される室内結露と区別し壁内結露と呼ばれています。室内結露は見えますが、壁内結露は壁を壊さない限り見ることは出来ません。お住いにとって見えない恐怖が壁内結露です。
- 高気密、高断熱(壁内)の住宅ほど外壁の内側に結露が生じやすい。
- 冬季の暖房を使用するほど外気との温度差で壁内結露が生じる。
- 夏季の冷房を使用するほど外気との温度差で壁内結露が生じる。
- 現代の高気密住宅が陥る盲点です。
遮熱塗料例
使用塗料
シーラー
プライマー
上塗り1回目
上塗り2回目